身体のどこかに炎症を抱えていると、全身の様々な症状や、慢性的な病気を引き起こすことがあります。
そのうち、上咽頭と言われる場所に炎症があることがあります。
上咽頭は、鼻から入ってきた空気に含まれるバイキンや異物を喉の奥へ流し込む「フィルター」です。
それと同時に「免疫機能の司令塔」であり、自律神経が集中している「交通の要所」なのです。
そんな大事な機能を果たしている上咽頭が炎症を起こすと、「フィルター」の役割ができなくなり、
むしろバイ菌の温床になってしまうのです。
ですので、上咽頭をキレイにしてあげることが、全身の健康へと繋がっていきます。
鼻咽腔の「び」の「B」をとって、「Bスポット」と名付けられました。
上咽頭の炎症を抑えることで、IgA腎症や掌や足の裏の湿疹(掌蹠膿疱症)、
慢性関節リウマチや他の膠原病、慢性疲労症候群や線維筋痛症、頭痛やめまい、
原因不明の微熱、子宮頸癌ワクチン後の副作用などの症状が良くなることがあります。
治療には、0.5%の塩化亜鉛液をつけた綿棒でBスポットを擦過(さっか:こすること)して、
溜まっている悪いものを取り除いていきます。
治療中・治療後とも、薬が刺激になって痛みや鼻汁が出やすくなります。
治療期間は、週1回の治療を2~3ヶ月間くらいが目安です
(中には一か月以内で終了もしくは、半年以上かかる場合もあります)。
血が出なくなる(=炎症がなくなる)まで治療します。