高濃度ビタミンC点滴（美容）| 神戸三宮の再生未来クリニック神戸

Treatment

治療法

高濃度ビタミンC点滴とは

ビタミンCは、身体に欠かすことのできない重要な栄養素ですが、ヒトは自分の体内でビタミンCを作ることができず、食品やサプリメントから摂る必要があります。
ですが、食品やサプリメントから摂取できるビタミンCの量には限界があります。

点滴でビタミンCを血管内へ直接入れることにより、効率よく身体に取り込ませ、即効性を期待できます。

当院での高濃度ビタミンC点滴には、防腐剤無添加の高濃度ビタミンC製剤を使用しています。

所要時間

ビタミンCの量により異なりますが、高濃度ビタミンC点滴にかかる時間は、30分～40分です。
点滴中、トイレ歩行や読書、スマートフォンの使用も可能です。

注意点

低血糖様症状が起きることがありますので、高濃度ビタミンC点滴の前には軽い食事を済ませてください。院内に、飴・コーヒーはご用意しております。
軽食などお持ち込みいただくこともできます。

effect

治療効果

ビタミンCのはたらき

1. コラーゲンの合成促進作用

身体にとってもっとも基礎となる栄養素はタンパク質です。
ビタミンCは、このたんぱく質の薬30％を占めるコラーゲンの合成を促進させる働きがあります。

コラーゲンは上部な皮膚や粘膜、血管や筋肉、骨などを作るのに欠かせない成分です。

2. 抗酸化作用

体内で発生する活性酸素（攻撃力の強い酸素）は、細胞の老化を促進し、やがては心臓病や脳卒中、がんなどの生活習慣病を誘発することになります。

ビタミンCは、この有害な活性酸素を無毒化する働きがあります。

3. ストレスの撃退作用

私たちは体にストレスを感じると、副腎から抗ストレスホルモンであるアドレナリンやコルチゾールを分泌してストレスに対抗します。

この抗ストレスホルモンの生成にビタミンCが利用されます。

つまりストレスが大きいほど、それだけビタミンCが必要となるわけです。

4. 風邪・インフルエンザの撃退作用

ビタミンCはウィルスを撃退する白血球の働きを助けつつ、それ自体も白血球と同じような働きをしてウィルスを攻撃するなど、体の免疫力をサポートします。

5. がんの抑制作用

ビタミンCには、胃がんや肝がんの原因となるニトロソアミンという発がん物質が体内で生成されるのを抑制するとともに、発生したニトロアミンに働きかけそれを無害化する作用があります。

さらに抗がん活性を持つ免疫物質のインターフェロンの生成も促進するので、がんになりにくい体質づくりを目指すことができます。

さらにコラーゲンの合成促進作用、抗酸化作用、および免疫サポート機能といった様々な作用が相乗的に働くことで正常細胞を守り、がん化の抑制が期待できます。

6. 骨を強くする作用

骨を強くするにはカルシウムが欠かせません。しかし、カルシウムを摂っただけでは、骨は丈夫になりません。

そこで注目されるのがビタミンCによって作られるコラーゲンです。

コラーゲンは骨の成分ですが、同時に骨へのカルシウムの沈着を促して骨を強くします。
ビタミンCを補うことによって骨粗しょう症の予防になります。

7. 抗アレルギー作用

ビタミンCの抗ヒスタミン作用により、アレルギー疾患のかゆみを緩和します。

8. 脂質の調整作用

ビタミンCは、悪玉コレステロール（LDL）や中性脂肪を減らして、善玉コレステロール（HDL）を増やします。

9. シミの改善や予防

ビタミンCには、シミのもとであるメラニンの生成を抑える働きもあります。

RISKs

主なリスクと副作用など

ビタミンは正常な細胞を痛めない性質があるので、副作用の心配はほとんどありません。
時に喉の渇き、倦怠感、頭痛が一過性に認められます。
腎機能が低下している方、腹水が貯留している方は施行不可の場合がありますのでご相談ください。

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