マクロファージ活性化因子の前駆物質の中で、最も重要なのがGCプロテインです。
GCプロテインは、がん細胞やウイルスなどに感染したリンパ球が分泌する酵素(Nagalase)により一部切断されます。
切断されると、GCプロテインはマクロファージ活性化因子に転換されなくなります。
その結果マクロファージが活性化されず眠ったままになり、強い免疫抑制状態につながります。
特に、がん・エイズというという病気では、完全な免疫不全の状態であり、マクロファージも眠らされていていて役割を果たしていません。
この眠ったマクロファージを活性化する物質が、GcMAFです。