治療の流れ
自家がんワクチンを作成するにあたって
外科手術で取り出した患者様自身のがん組織を確保していただく必要があります。手術を受けた病院では、一定期間、患者様のがん組織をホルマリン漬けかパラフィン包埋ブロック状態で保存してるのが普通です。まずは手術を受けた病院に患者様のがん組織が残っているかどうか、お問い合わせください。がん組織は1g以上できれば2g は必要です。
投与回数
自家がんワクチンは、外来通院で接種可能です。入院の必要はありません。免疫反応テスト (DTH反応テスト)2回、ワクチン本体の接種3回の合計5回の注射を行います。
通常は2週間ごとに1回(急ぐ場合は1週間ごとに1回でも可)、上腕の皮内5ヶ所に、自家がんワクチンを注射します。全治療期間は、約6週間となります。